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収益物件を高く売る3つのコツ|スペースエンタープライズが解説する高値売却のポイント

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収益物件を高く売る3つのコツ|スペースエンタープライズが解説する高値売却のポイント2025.10.16

収益物件(アパート・マンション・一棟ビルなど)を売却する際、「少しでも高く売りたい」と考えるのは当然のことです。しかし、ただ希望価格を設定するだけでは思うような結果は得られません。実は、高値で売却するためには「適正な価格設定」「売却方法の選択」「物件の魅力づくり」という3つのポイントを押さえることが重要です。
ここでは、スペースエンタープライズが考える収益物件を高値売却するためのコツを分かりやすく解説します。

コツ1:適正な売却価格を算定する

高値で売却するための第一歩は、「適正な価格を知ること」です。相場より高すぎる価格では買い手がつかず、安すぎる設定では利益を逃してしまいます。
不動産の査定には、主に以下の3つの手法があります。

収益還元法

収益物件の価値を「どれだけの収益を生み出すか」で評価する方法です。年間の家賃収入を想定利回りで割り戻して価格を算出します。投資家の視点で見た際の収益性を重視するため、賃料の安定性や将来的な入居率なども重要な判断材料となります。

取引事例比較法

同じエリアや条件の物件がどの程度の価格で取引されているかを参考にして査定する方法です。市場動向を反映しやすい一方で、近隣に似た条件の取引事例が少ない場合は比較が難しいこともあります。

原価法

建物を新築した場合に必要なコストから、経年劣化による減価を差し引いて現在価値を算出する方法です。特に建物の状態や構造が重視される場合に適しています。

スペースエンタープライズでは、これらの査定手法を組み合わせ、地域性・賃料水準・将来の市場動向なども踏まえて総合的に判断します。複数の視点から価格を見極めることで、高値売却を実現しやすくなります。

コツ2:売却方法を選ぶ

売却には「仲介」と「買取」の2つの方法があります。それぞれの特徴を理解し、自分に合った方法を選ぶことが重要です。

仲介による売却

不動産会社に販売活動を依頼し、一般の買主を探してもらう方法です。市場相場に近い価格で売却できる可能性が高く、条件交渉の幅も広いのが特徴です。ただし、買主が見つかるまでに時間がかかる場合があります。

買取による売却

不動産会社が直接物件を買い取る方法です。すぐに現金化でき、スピード重視の売却に向いています。一方で、再販売を前提としているため、仲介よりも売却価格が低くなる傾向があります。

スペースエンタープライズでは、売主様のご事情や希望価格を踏まえ、仲介と買取の両面から最適な売却プランをご提案しています。時間的余裕がある方には仲介を、早期現金化を重視する方には買取をおすすめしています。

コツ3:物件の魅力を最大限に高める

価格と同じくらい大切なのが、「物件の見せ方」です。買主にとって魅力的な印象を与えることで、高値売却につながりやすくなります。

室内や外観の印象を整える

入居者がいる場合でも、共用部や外観の清掃を行うだけで印象は大きく変わります。空室部分は照明や家具を使ったホームステージングで生活のイメージを伝えるのも効果的です。

設備や内装の修繕・リフォーム

古くなった設備や汚れた内装をそのままにしておくと、買主にマイナスの印象を与えます。必要に応じてクリーニングや軽微な修繕を行い、管理が行き届いていることをアピールしましょう。

安定した賃貸運営を示す

満室稼働や長期入居者がいることは、収益物件としての信頼性を高めます。賃料の見直しや入居契約の整備など、運用状況を整えておくことが高評価につながります。

立地や将来性をアピール

周辺エリアの再開発、交通利便性、商業施設などの将来性を説明できると、買主にとっての投資メリットが伝わりやすくなります。

売却タイミングにも注意

同じ物件でも、売却時期によって成約価格は変わります。
市場の動き、金利動向、税制改正などの外部要因も考慮し、タイミングを見極めることが大切です。
スペースエンタープライズでは、地域の不動産市場を日々分析し、最も有利な売却時期を見定めてご提案しています。

まとめ

収益物件を高く売却するためには、

①適正な価格を設定する

②売却方法を正しく選ぶ

③物件の魅力を高める

この3つが欠かせません。

スペースエンタープライズでは、これらのポイントを踏まえ、オーナー様のご希望や市場動向に合わせた最適な売却プランを提案しています。
「まずはどのくらいで売れるのか知りたい」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。