収益物件とはどのような不動産のことなのでしょうか。
この記事では収益物件の種類や所有時に考えるべきことなどを説明します。
■収益物件とは?不動産の種類など
収益物件とは「収益(家賃など)を目的に所有する不動産」のことです。
収益物件にはいくつか種類があります。
賃料など「収益を得られる不動産」は基本的に賃料物件です。
1.マンションやアパート
2.貸事務所、オフィスビル
3.貸店舗、テナント
4.倉庫
たとえば、札幌市にアパートを1棟所有していたとします。
このアパートの各部屋は人に貸しているので、賃料が毎月入ってきます。
このアパートがまさに収益物件です。
また、札幌市にテナントを所有していたとします。
店を出したい人にこのテナントを貸して賃料収入を得ていました。
これも収益物件の事例です。
■収益物件とは所有時に何を考えるべきか
収益物件を所有する際は考えるべきことが4つあります。
・収益物件とはメリットとデメリットがある
収益物件には「賃料収入を得られる」というメリットがある反面、デメリットもあります。
主なデメリットとしては税金や修繕費などの負担が挙げられます。
賃料を得るというメリットだけでなく、負担すべき費用(デメリット)にも目を向けることが重要です。
・収益物件とはリスクもある
収益物件は賃料を得られる反面、賃料などでトラブルになるリスクや、賃料収入が低下するリスクなどがあります。
たとえば、所有しているアパートから退去者が出てしまった場合、空室になっている部屋の賃料は受け取れません。
そのため、賃料収入が下がってしまうのです。
入居者が賃料を滞納するリスクなども考えられます。
・収益物件を所有していると管理も必要になる
収益物件を維持するためには日常的な管理も必要になります。
入居者が快適に生活するためには収益物件をキレイに保たなければいけませんし、設備の修理や整備なども必要です。
敷地をキレイにしておくことも重要になります。
このように、細々とした管理業務が必要になるのです。
・収益物件とは「いつ売却するか」も問題になる
収益物件は賃料で収入を得るだけでなく、売却も含めて収益を考えることになります。
賃料収入で黒字になっていても、良い売却額で売れない場合は最終的な収益が赤字になってしまう可能性があるからです。
収益物件をどのくらいの期間所有し続けるか。
収益物件をどのタイミングで売却するか。
売却することで収益状況がどのように変化するか。
収益物件では、このような考え方も重要になってきます。
■最後に
収益物件とは賃料などで収益(プラス)を得るための不動産です。
収益物件の目的は「収益を得ること」なので、収益を得るために必要な維持管理や費用の負担が必要になります。
加えて、売却まで含めて収益ですから、売却のタイミングや方法なども重要になってくるのです。
収益物件を売却する際は、収益物件の特徴を踏まえた上で手続きを進める必要があるため、アパートやマンションなどに通じている専門業者に相談することがポイントです。
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