中古マンションの売却を検討しているお客様からよく「いつ売ればいいか」というご相談をいただきます。
中古マンションはどのタイミングで売却すればいいのでしょうか。
中古マンション売却の現状や売却タイミングについて専門業者が解説します。
■中古マンション市場について
中古マンション市場・相場は上昇傾向、あるいはやや横ばいの傾向にあります。
中古マンションの相場価格自体は下がっていない状況ですが、物件を売りに出したときの成約数が著しく伸びている状況ではありません。
「中古マンション市場・相場は上昇している」と判断する専門家もいますが、市場や相場全体を考えると、やや横ばいの傾向もあると言えるでしょう。
こういった中古マンション市場・相場で重要になってくるのは「売り出し価格」です。
不動産売却全体に言えることですが、中古マンションを有利な条件で売却したいと思っても、売り出し価格を決めて宣伝広告した後に「もっと高値で買いたい」と申し入れてくる買主は基本的にいません。
売主は可能な限り良い条件で売りたいと考えますが、買主は可能な限り自分に有利な条件で買いたいと考えて売買を申し入れてくるからです。
中古マンション市場・相場がよほど好景気で競争が激しい状況なら別ですが、現状では売り出し価格から買主との交渉で下がることはあっても、売り出し価格以上の売却額で買ってもらえることはまずないと考えるべきです。
だからこそ、売却額を左右する売り出し価格の決定と、その売り出し価格の決定をサポートする専門的な知識を持ったプロが重要になってきます。
■中古マンションの売却タイミングについて
中古マンションの売却タイミングは主に3つ考えられます。
・中古マンション市場や相場で判断したタイミング
中古マンションの市場や相場は常に変動します。
売却に有利な市場や相場状況のときに売りたいマンションの売却方法を進めるというタイミング判断も可能です。
・オーナー様のライフイベントを売却タイミングにする
オーナー様のライフイベントを中古マンションの売却タイミングにする方法があります。
たとえば、オーナー様の退職や老後生活のための転居、介護施設への入居、子供の結婚、生前整理などを中古マンション売却のタイミングにするわけです。
・中古マンションの収益を売却タイミングにする
中古マンションの収益状況が赤字か、黒字か、などを売却タイミングにする方法があります。
黒字の場合や入居率が高い場合は好条件での売却が期待できます。
赤字のタイミングでの売却は、これ以上の赤字拡大の対策になるため、状況に応じてタイミングを判断することが重要です。
■最後に
中古マンションの売却ではよく市場・相場などを参考にすると言われますが、売却タイミングは市場・相場だけではありません。
市場・相場を参考にしつつオーナー様の事情や収益状況など、さまざまな売却タイミングがあります。
中古マンションの売却タイミングによって売却金などの結果が違ってくるため、タイミングはプロのアドバイスでよく検討することをおすすめします。
当社は収益物件の売却・管理に特化した専門業者です。
中古マンションの売却についてはタイミングから方法まで当社の専門性の高いスタッフがアドバイス・提案しますので、お気軽にご相談ください。
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