不動産売却では税金がかかることをご存じでしょうか?
不動産を売ったときはどのような税金がかかるのか、主な税金の計算方法などを解説します。
■不動産売却にかかる税金について
不動産売却と言えば「売却金を受け取れる」という印象があるのではないでしょうか。
確かに売却金を受け取ることは可能ですが、売却の手続きや利益には税金がかかります。
不動産売却でかかる税金は次の通りです。
税金①不動産売却では印紙税がかかる
不動産売却の契約書には印紙が必要になります。
印紙は印紙税という一種の税金になります。
印紙税は不動産売却の金額によって変わってくるので、売却時に不動産会社へ計算・額を相談してみると良いでしょう。
税金②不動産売却では登録免許税がかかる
不動産売却では登録免許税もかかります。
登録免許税とは登記にかかる手数料のような税金のことです。
登録免許税は登記申請の内容によっても変わってくる税金になります。
不動産売却の際は登録免許税の計算・税金額についても不動産会社に確認しておきましょう。
税金③不動産売却では譲渡所得税がかかる可能性がある
不動産売却で利益が出ると譲渡所得税の課税対象になります。
譲渡所得税は利益に対する課税なので、不動産売却で利益が出なければ税金はかかりません。
譲渡所得税は税金の額が大きくなりがちな税金です。
そのため、予想外のマイナスが出ないように、不動産売却の際はあらかじめ計算・予想税金額を把握しておくと安心です。
■税金の計算方法
不動産売却では手続きの際に印紙税や登録免許税がかかります。
また、不動産売却の利益に対して譲渡所得税が課税されるため注意が必要です。
譲渡所得税の税金額は次の流れで計算します。
・譲渡所得を計算する
→譲渡所得=不動産売却金額-(取得費用+不動産売却の諸費用)
・特別控除額をマイナスする
→課税の対象になる譲渡所得=譲渡所得-特別控除額
・税率をかける
→税金額=課税の対象になる譲渡所得×税率
不動産売却の利益の税金を計算する場合は、まず利益はどのくらいなのかを計算しなければいけません。
不動産売却金から不動産の取得金額や、売却時にかかった諸経費などを引きます。
譲渡所得を計算したら特別控除額をマイナスして税率をかけて計算します。
譲渡所得税は不動産売却の利益によって税金が変わってくるため、一律に「この金額」という税金にはなりません。
不動産売却ケースによって税金額にかなり違いが出ますので、不動産売却計画に税金対策(節税)や納税準備なども盛り込んで、後から慌てないようにすることが重要です。
■最後に
不動産売却で税金のことを考えておかないと「予想外のマイナスが出てしまった」と後から困ってしまう可能性があります。
別の不動産を購入する場合や資金調達の場合などは「必要な額を調達できなかった」となってしまう可能性もあるわけです。
不動産売却ではあらかじめ税金のことを考えて進めることが重要になります。
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